吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄

インドの古典音楽のチューニングは、DやC♯で行うことが多いようです。

 

このDやC♯チューニングというのは、ディルルバがメインで演奏するときの【1弦のド】に相当するフレットを弾いたときの音のことでございます。(ピアノで例えると【ド】の鍵盤を【C♯(ド♯)】もしくは【D(レ)にする)

 

ヒノト音楽教室では、西洋の楽譜と同じような感覚で演奏できるようにCチューニング(ピアノと同じようにドはドの鍵盤と同じ平均律)にしています。

 

ちなみにディルルバの1弦の開放弦(何も弾かないでチューニングしたときの音)は【ファ】です。インドでは【ma】と表記します。その状態でディルルバの1番上のフレットから7番目のところが【ド】です。

 

この【ド】の部分を、インドの古典音楽では【C♯(ド)】や【D(レ)】チューニングしていることが多い(開放弦の音を【F♯(ファ♯)】や【G(ソ)】にしている)ということです。

 

そのため、インドの古典音楽では、【ド】よりも【ソ】の音を重視している方も少なくないようです。

 

インドの古典音楽では、C♯やDチューニングでも開放弦を【ma】と表記し、【C♯(ド♯)】でも【D(レ)】チューニングでも【Sa】と表記します。

 

移調してもインドの古典音楽の場合、表記は変えない(その人にとっての【ド】はそれぞれ違うからという考えのようです。)

 

2弦の開放弦は【ド】です。インドでは【Pa】です。

 

インドでいう【ドレミファソラシド】は【サレガマパダニサ】

表記は【Sa Re Ga ma Pa Da Ni Sa】

 

インドの古典音楽ではファ【ma】は特別なものであり、ピアノの音でいう【ファ♯】の時に【Ma】という表記になります^ ^

 

難しいですね…(^◇^;)

 

動画などでも配信できればと思いますし、興味ある方には面白おかしく、レッスンのときに何百回でもお伝えいたします🎶

暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。